独自ドメインを取得し、Googleアドセンス審査に挑んでから合格までの期間は3か月半。
独自ドメインを取れば大丈夫だろう…という安易な気持ちで取り組んでいたため、アドセンス対策にかなり長い時間を費やしてしまいました。
2020年現在、Googleアドセンスは以前に増して合格が難しいと言われています。
しかし、数記事で短期間に合格されている方がいらっしゃるのも事実です。
今日はこれからGoogleアドセンス審査に挑戦する方に向けて、わたしがアドセンス合格のためにもっと早く知っておきたかったことをお伝えしたいと思います。
わたしがアドセンス合格のために実際にやった対策も、合わせて書いていますので、よかったらご覧ください。
どなたかのご参考になればうれしいです(*'▽')
最後にも少し追記部分がありますので、よかったらご覧ください♪
【Blogger】Googleアドセンス審査に最短で合格するために
初めから独自ドメインを取得するべき
このブログはGoogleが運営するブログサービス「Blogger」で書いています。
ここでは、BloggerでGoogleアドセンス審査に最短で合格を目指すなら、独自ドメインを取得した方がいい理由についてお話しします。
BloggerでGoogleアドセンス審査を受ける方法は2種類あります。
1.無料のドメインでBloggerの「収益」ページから審査を受ける
2.独自ドメインを取得後、Googleアドセンスのページから審査を受ける
2.独自ドメインを取得後、Googleアドセンスのページから審査を受ける
1で無料のドメインの場合、審査を受けられる状態になるまでにかなりの時間を要する場合もあります。
わたしは独自ドメインを取得する前に、半年ほど無料のドメインを使ってBloggerで記事を書いていましたが、審査を受けられる状態になっていません。(このブログではありません…)
しかし独自ドメインを取得すれば、数記事書くだけですぐにGoogleアドセンス審査を受けることができます。
わたしは無料のドメインで書いていたブログを、途中で独自ドメインに変更しました。
サーチコンソールでドメインの移行手続きをしましたが、完全に移行するまでに思ったよりも時間がかかりました。
こんなことなら、初めから独自ドメインにしておけばよかったと後悔しています。
URLが検索結果に反映されるのにも時間を要します。
また、不要なURLで検索結果に表示されているのをいちいちチェックして削除依頼をするのも地味に面倒でした。(削除依頼もなかなか実行されなくて、毎日サーチコンソールとにらめっこしてました…)
ちなみに、この作業をしないと「コンテンツが重複されているサイト」とみなされてGoogleアドセンス審査に合格できません…。
初めから独自ドメインを取得していれば、こんな面倒なことをしなくても済んだし、アドセンス合格までこんなに時間もかからなかったのではないかと思います。
Bloggerは無料ブログでGoogleアドセンスに申請できることが魅力でもありますが、なるべく早くアドセンス審査を受けたい方は初めから独自ドメインを取得した方がいいです。
わたしが取得した独自ドメインの費用は、年間に1500円ほど。月々に換算すれば、たった100円ちょっとです。
クレジットカードさえ用意すれば、Bloggerの管理画面からも購入できます。
ただし、独自ドメインを使い続ける限り、費用(年間1500円ほど)がかかりますので、焦らない方(もしくは絶対にドメインに費用をかけたくない方)は無料のドメインで申請できる状態になるのを気長に待つのがいいかもしれません。
ここではBloggerでのお話をしていますが、はてなブログでも同じことが言えます。
はてなブログでも、今は無料版でアドセンスに申請できるようになっています。しかし、アドセンス合格を目指すなら途中でドメインの切り替えはしない方がいいです。
最短でアドセンス合格を目指すなら、はじめから対策を立てて、まっさらなドメインで挑むのが一番の近道です。
Googleの目指す「ユーザーのためになる」ブログとは何か
Googleアドセンス審査を受ける前に必ず読んでおくべき、Googleウェブマスター向けガイドラインはしっかり読んでいますか?
- 検索エンジンではなく、ユーザーの利便性を最優先に考慮してページを作成する。
- ユーザーをだますようなことをしない。
- 検索エンジンでの掲載位置を上げるための不正行為をしない。ランクを競っているサイトや Google 社員に対して自分が行った対策を説明するときに、やましい点がないかどうかが判断の目安です。その他にも、ユーザーにとって役立つかどうか、検索エンジンがなくても同じことをするかどうか、などのポイントを確認してみてください。
- どうすれば自分のウェブサイトが独自性や、価値、魅力のあるサイトと言えるようになるかを考えてみる。同分野の他のサイトとの差別化を図ります。(Googleウェブマスター向けガイドラインより)
Googleの目指す「ユーザーのためになる」ブログでないと、アドセンス審査には合格できません。ものすごく簡単に言うと、誰かのお悩みを解決する記事を書けばいいのです。
わたしはこのブログで、初心者の方向けにBloggerの使い方やカスタマイズのことを中心に書いていて、少しは誰かの役に立つブログのつもりでいました。(初めは本当にBloggerのことしか書いていませんでした。)
しかし、アドセンス審査の結果は不合格・・・
「価値の低い広告枠」という通知を何度も受けました。。。
何度もはっきり言われると、かなりショックですよね(>_<)
しかし、「価値が低い」と言われていたのは内容のことではありませんでした。
ブログの内容自体は変えていませんが、記事タイトル・見出し・言い回しを少し変えたら合格できました。
アドセンス審査は、はじめから人がすべてを審査しているわけではありません。なので、Googleのロボットに「ユーザーのためになるブログである」と認識してもらう必要があります。
例えば、誰かの悩みを解決する記事であるということを分かりやすく示すために、記事タイトルを「○○○○の方法」に変えたり、記事の内容が分かるような見出しにすると、ロボットが記事の内容を理解しやすくなります。
誰かの悩みを解決する記事…というと難しく感じるかもしれませんが、こんな記事でも合格できました。
※アドセンス合格後、また記事のタイトルを変えて日記ブログへ移行しました。
これは、オリジナル性を出すために(苦し紛れに)書いた記事です。
初めは「【Twitter】1日のツイート数はどのくらい?専業主婦が30ツイートやってみた」のようなタイトルだったと思います。(ちょっと忘れました…)
この「やってみた」を「する方法」に変えて、1日30ツイートしたい子育て中の専業主婦に向けた、お悩みを解決する記事という風なタイトルにしました。(ちょっと無理がありますが…)
それと、「興味本位の実験ですので、予めご了承ください。」といった消極的な言い回しを削除しました。
わたしのブログには全体的に消極的な言い回しが多かったのですが、アドセンス審査合格のためには「ユーザーのためになる役に立つブログである」という堂々とした態度を文章に表したほうがいいですね。
先程、オリジナル性を出すために…と言いましたが、役に立つだけでなく独自性も大事です。自分にしか書けないような体験や考えを記事の中に盛り込む必要があります。
ただしお察しの通り、先程ご紹介した記事では独自性があっても、アクセスや収益は見込めません…。1日に30ツイートを目指したい子育て中の専業主婦…なんてそんなに(全く?)いないですよね。
ただアドセンス審査に合格すればいいというだけでなく、やはりその先を見据えて、しっかり内容を吟味しなければいけないですね。
アドセンスのポリシー違反は意外なところにある?
アドセンス合格のためには、先程ご紹介したガイドラインと共にアドセンスプログラムポリシーをしっかり守る必要があります。
アドセンス審査を受ける際には必ず目を通していると思いますが、ポリシー違反なんてしてないよ…と思いますよね。
わたしが気になったのは、次の部分です。
- 「広告をクリック」、「協力してください」、「これらのリンクへアクセス」、などの表現を使用して、Google 広告をクリックするようにユーザーを誘導すること。矢印またはその他の画像やレイアウトを使用して、広告にユーザーの注意を向けさせること。
これは、Google広告に対して「クリックしてね…」というのが誘導に当たるので禁止されているということなのですが・・・
例えばブログ村やTwitterへのリンクに対して書かれたものであっても、ポリシー違反とみなされているのではないか…?と思った訳です。
ブログ村に関しては、エントリー記事が重複コンテンツ扱いになっていると思い、早い段階で登録自体を解除していました。(ブログ村に登録していても合格している方はいらっしゃいます)
しかし、「Twitterも見てね」とか、「はてなブックマークでのコメントはお気軽に…」といったTwitterやはてブへの誘導とみられるコメントをいつも記事の最後に入れていたのです。
もしかすると、これがポリシー違反にカウントされているかもしれない…と思って削除した後にアドセンス合格しました。
実際の不合格理由は誰にも分かりませんのであくまで推測に過ぎませんが、何かに誘導するようなコメントに心当たりのある方は、削除してみるといいかもしれません。
Googleアドセンス審査対策で実際にしたこと
ここからは、わたしがGoogleアドセンス審査に合格するために、実際におこなった対策について書いていきます。
振り返ってみると、1回目の申請(5/22)から合格(8/19)までの間に13回も不合格通知を受けていました。不合格のメールが来るたびに、かなり心が折れましたよ。。。
これをすればアドセンス審査に必ず合格するという訳ではないですが、一応これで合格できましたということで、ご参考になればうれしいです。
ちなみに、基本的な事(プライバシーポリシー・お問い合わせ・運営者情報の設置、サーチコンソール・アナリティクスの登録、サイトマップの送信、記事のインデックス等)は全ておこなった上での対策について書いています。
Googleアドセンス「価値の低い広告枠:コンテンツが存在しない」を解消した方法
初めの不承認理由は、「価値の低い広告枠:コンテンツが存在しない」でした。
これは、ブログにコンテンツが存在しないということではなく、コンテンツの少ないページがたくさんあるという意味でした。
まず、5つに分けていたカテゴリーを3つに絞り、どのカテゴリーで検索しても記事がたくさん出てくる状態にしました。
そして、「site:ブログのURL」で出てきたカテゴリーや日付ページのURLをサーチコンソールで削除依頼しました。
また、少ないコンテンツと見なされる固定ページ(お問い合わせ・プライバシーポリシー等)は、検索結果に表示されないようにnoindex設定にしました。
【アドセンス対策】
*カテゴリーを減らす(5→3)
*site:ブログのURLチェックで出てきた不要なURLの削除依頼
*カテゴリーを減らす(5→3)
*site:ブログのURLチェックで出てきた不要なURLの削除依頼
*固定ページをnoindex設定に
これで、「価値の低い広告枠:コンテンツが存在しない」は解消できました。
Googleアドセンス「価値の低い広告枠:コンテンツが複製されているサイト」を解消した方法
次の不承認理由は、「価値の低い広告枠:コンテンツが複製されているサイト」です。
これは、単純に「誰かのコンテンツをコピペした記事である」といわれている訳ではありませんでした。
わたしの場合、無料のドメインから独自ドメインへ移行したことに加えて、取得した独自ドメインにサブドメインを設定してしまったことが主な原因だったと思います。さらに、別ブログから記事の移行もいくつかしています。
とにかく、記事のURLが途中でコロコロ変わってしまったので、Googleのロボットが正規のURLを正しく認識するまでに「URLが違うのに内容が全く同じ記事がたくさんあるぞ…」と思ってしまったという訳です。
それに加えて、「独自性に乏しくありふれた記事だ」と言われていたことも否定できません。
実際におこなった対策を順番に書いておきます。
【アドセンス対策】
*ブログ村記事削除(アカウントも削除)
*サーチコンソールで移行記事のURL削除(はてなのお知らせブログも)
*不要なリンク削除
*YouTubeの埋め込みを削除(リンクは残す)
*広告を削除
*似ている記事を1つにまとめる(14記事→12記事へ)
*タイトル変更(SEO意識)
*検索結果(site:~)が反映されるのを待つ
*リンク先をnofollowにする
*サーチコンソールでインデックス登録エラーの修正
*アドレス変更前のURLがサーチコンソールで確認するとインデックス登録されたままになっている(削除依頼はしているが、クロールされていない)のをひたすら待つ
*タイトル変更(読み手を意識・興味を引くように)
*リライト(消極的な言葉を削除)
*アドセンスアカウントの名前が空欄になっていたので、記入。
*ブログ村記事削除(アカウントも削除)
*サーチコンソールで移行記事のURL削除(はてなのお知らせブログも)
*不要なリンク削除
*YouTubeの埋め込みを削除(リンクは残す)
*広告を削除
*似ている記事を1つにまとめる(14記事→12記事へ)
*タイトル変更(SEO意識)
*検索結果(site:~)が反映されるのを待つ
*リンク先をnofollowにする
*サーチコンソールでインデックス登録エラーの修正
*アドレス変更前のURLがサーチコンソールで確認するとインデックス登録されたままになっている(削除依頼はしているが、クロールされていない)のをひたすら待つ
*タイトル変更(読み手を意識・興味を引くように)
*リライト(消極的な言葉を削除)
*アドセンスアカウントの名前が空欄になっていたので、記入。
ブログ村・YouTubeの埋め込み・広告の削除は不要かもしれません。あっても合格されている方はたくさんいらっしゃるようなので…。
最終的にはサーチコンソールと毎日にらめっこしつつ、記事のリライトに専念しているうちに合格できました。
とにかく、途中でドメインを変更してしまうとインデックスの修正には時間がかかります。(サイトマップ送信もしくはインデックス登録から少なくとも1週間ほど待つように、サーチコンソールのヘルプページにも書いてあります)
Google 検索で自分のページが見つからない場合
時々、何も変更を加えずGoogleアドセンス審査に再リクエストして合格した…という方を見かけますが、これは以前加えた改善点が時間を経て反映されたためだと思っています。
【Blogger】Googleアドセンス合格のために知っておくことまとめ
今日は、「【Blogger】Googleアドセンスに合格するために知っておくべきこと3つ」ということで、わたしがもっと早く知っておきたかったことをお伝えしてみました。
- 最短で合格を目指すなら、独自ドメイン必須(途中でドメインの変更×)
- ロボットにも伝わるように「ユーザーのためになる」ブログを書く
- 広告に限らず、誘導はポリシー違反に見なされるかも
アドセンス対策をしているつもりで、変えなくてもいいところまで弄ってしまっているような気がして、物凄く不安になりました。
この記事が、これから審査を受ける方のヒントになれば幸いです。
***8/31追記***
この記事の冒頭でお伝えした通り、1度アドセンスに合格してしまえば、それ以降のブログはアドセンスの「サイトの追加」申請で簡単に追加することができました。
どうしてもアドセンス審査に通過できない場合は、アドセンス用に別ブログを立ち上げるのが近道かもしれません。
まったく何の対策もしていない、無料のはてなブログで書いていた日記ブログが、簡単にアドセンスに追加できてしまったのは、なんかショックでした…。
対策についていろいろ書きましたが、アドセンス審査は運…なのかもしれません。
▼はてなの日記ブログをアドセンスに追加できたお話はこちらです。
2 件のコメント:
mocaさんの記事を見てAdsenseを申請してこの度、運よく合格しました。
非常に詳細に書かれており素晴らしい記事でした。
とても参考になりました。ありがとうございます。
感謝感謝です。d(^_^o)
ryoさん、コメントありがとうございます。
そして、アドセンス合格おめでとうございます✨
参考になったと言っていただいて、とてもうれしいです♪
広告収益が発生するように、お互い頑張りましょうね(*^-^*)
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